引っ越し後の初キャンプ
東京に越してきてからなかなか機会がありませんでしたが、今回ようやく時間ができたので12月初旬、千葉にキャンプに行きました。季節は冬になり、寒くなる一方で虫がいなくなるので、天体観測で培ってきた経験による寒さ対策があれば、ずいぶんと快適に野外活動が可能になります。
千葉県大多喜町「しげキャン」さんにお邪魔しました
Embedded content: https://twitter.com/Mazic_tell_Arts/status/1601109670453825538
車を走らせ千葉県大多喜町の山中に位置する「しげキャン」さんで、この日はソロキャンプを敢行しました。このキャンプ場は千葉県を通るいずみ鉄道・上総中野駅から歩いて行けるキャンプ場で、徒歩キャンパーにも優しいアクセス良好な場所にあります。
キャンプサイトにつくと、サイトに住み着く野良猫がお出迎え。食べ物が出ていると取られることもあるそうなので、より一層の注意が必要ですが、かなり人懐っこいようで心が満たされました。
ここのキャンプ場の施設は、炊事場やお手洗い、シャワー、ウッドデッキ、受付小屋、等々…すべてオーナーさんがDIYで建設したとのことです。清潔感があり、そのクオリティの高さに圧倒されました。
↑ 受付小屋。夜にはお酒を提供するアイリッシュパブ風のバーに代わります。
↑ 薪は1000円で一輪車いっぱいに積むことができます。セルフですが薪割機やキンドリングクラッカーもあるので、薪割は余裕です。
初めてのウッドデッキサイト
サイトは芝・土を基本とするフリーサイトと、その周囲に設立されたウッドデッキサイトを選ぶことができます。林間サイトの看板もありましたが、まだ準備中なようです。この日は平日ということもあり、私以外に利用者がほとんどいなかったため、当初予定していたフリーサイトではなくウッドデッキサイトを利用させていただきました。どうもこの時期はフリーサイトへの日当たりがあまりよくなく、前日に雨が降っていないにもかかわらず結構ぬかるんでいましたので、テントを立てる際には場所を選びそうです。
↑ ウッドデッキサイト用のペグ。初めて使いましたが便利ですね。ウッドデッキの隙間に差し込み回転させてひっかけることで固定します。受付で借りられるため、事前に準備の必要がなく助かります。
本日のお食事
久々のキャンプなため、大したものを作る気力はありません。こういう時は単純なものに限ります。
↑ 入手困難なFruits Sack(http://mikikurota.com/shop_products/fruits.html)を手に入れたので、せっかくならとこの日はリンゴを持参しました。小腹がすいたときにちょうど良いおやつです。
↑ 寒空の下でのリンゴ向きは新鮮ですね。オピネルによるフルーツカットは様になります。向いた皮は焚火にでも突っ込みましょう。よい香りづけになります。
↑ 肉まんを使った簡単中華スープ。見た目はちょっと悪いですが、少しショウガも効かせてあるので、体が温まる良いスープになっています。
静かな夜のひと時
Embedded content: https://twitter.com/Mazic_tell_Arts/status/1601129786436644864
↑ 食事も終え焚き火で温まっていたら、例の野良猫さんがやってきました。食べ物でも物色しに来たのでしょうか…。しかし人懐っこくかわいいですね。人の手にも動揺せず撫でさせてくれます。
↑ 焚き火で周囲が暖かくなっていたのがよかったのか、なんとも心地よさそうです。久々に動物と触れ合う機会となり、ソロキャンプの寂しさの中、癒されるいいひと時でした。
↑ いくら東京が近くても、千葉の山奥まで行けば星を眺めることができます。この日は月が出ていたものの、星空の見えるよい天気でした。ちなみにこの写真はiPhoneで撮影しました。最近のスマートフォンの進化は本当にすごいですね…!
↑ 眠りにつく前に、ほっと一息ジャスミンティーを一杯。この日の気温は0℃。体を内側から温めて、しっかりと防寒対策をしてから就寝します。
朝露に濡れて
この日は朝7時までぐっすり眠ることができました。朝はオーナーさんが飼っているニワトリの鳴き声で起床です。
↑ 朝起きて外に出ると、あたり一面朝露によってびしょにしょに。基本的にキャンプ道具は就寝前にテント内に収納するので、道具たちは難を逃れましたが、それでもテントの外幕や放置した焚火台はびしょぬれになっていました…。雨でも降ったんか…。
↑ しかし空は快晴。とても気持ちの良い空が広がっておりました。
↑ 起き抜けにはカップ麺を食べるとともに、コーヒーを一杯。至福のひと時ですね。
↑ 朝日を浴びながらの一杯。キャンプの終わりを告げます。
今回のキャンプはここまで。非常に落ち着いたひと時を過ごすことができました。このキャンプ場にはまた頃合いをみて伺いたいと思います。今度は受付小屋でお酒でもいただきたいと思います。